名古屋大学では以前より、JETRO名古屋支援の下、留学生を中心とした学生が地元企業の課題にワークショップ形式で取り組むイベントを開催してきました。



昨年の12月に、同イベントにて連携した企業である株式会社シーエンジ様から、ワークショップでの名古屋大学学生の提案が、実際に採用された旨のご連絡を頂きました。
株式会社シーエンジ様は、新素材クッションを開発し、独自の製品化や大手企業に技術提供を行っている会社であり、ワークショップでは高通気中材の新規用途についてディスカッションを行ったところ、学生の提案したリュックサックの中材での使用という提案が採用されました。
ワークショップ後に、インドネシアでのライセンス生産が始まり、アメリカにある会社Dow chemicalにて研究開発機が導入されました。

     

山と道　リュック背面パッド　(https://www.yamatomichi.com/products/1751/)

本事例を、ワークショップイベントにおける成果として紹介させていただくとともに、今後の留学生のインターンシップや、産学連携による就職支援においての新たなフレームワーク構築に役立てていこうと思っております。
なお、本事例を契機とし、名古屋大学では既に様々な実験的取り組みを開始しており、継続的な支援を視野に、より一層取り組んでまいる所存です。